KODOは日本におけるアドベンチャーツーリズム*(以下AT)のパイオニア的存在であるニュージーランド出身の2人、マイクとシャノンによって日本で設立された会社です。日本のアウトドア業界に30年近く従事してきた経験と、ハイエンド層向けの旅行商品に関する深い知識を持つ2人が、欧米豪市場に向けて国内のAT旅行商品を提供するためにこの会社を立ち上げました。
KODOは第三種旅行業登録をしていて、ATの受注型企画旅行を欧米を中心とする旅行代理店に提供しています。
また、日本国内の地方自治体を対象に、マーケティング戦略の策定や、商品開発を含むインバウンド観光の誘致に関するコンサルティングを日本語で提供しています
さらに、ガイドの派遣や、ガイドの育成事業も手がけています。
KODOの基本的な価値観は「サステナブルツーリズム」です。少人数のハイエンドな旅行客を対象に、地域の環境や住民に配慮しながら価値ある旅行商品を提供することを目指しています。
地域の方々と共に、サステナブルな旅行商品の提供を追求することがKODOのミッションです。
*アドベンチャーツーリズム(以下「AT」)とは、「自然」、「アクティビティ」、「文化体験」の3要素のうち2つ以上で構成される旅行を指します。AT旅行者は、旅行を通じて自分自身の変化や視野の拡大、学び等を得ることを目的としており、個々のコンテンツの質の高さは当然として、旅行者それぞれの興味・関心に応じたテーマ・ストーリー性のある滞在プランなど、その地域ならではの体験を求めていることが特徴です。
ウィズ・コロナ時代において、観光においても密集を回避した旅行形態の変化が求められる中で、自然・文化といった我が国の豊富な地域資源を活用し、日本の本質を深く体験・体感できるATを推進することは、国内外の観光客の消費額増加や満足度向上に繋がることが期待されています。(観光庁ホームページより)
マイク・ハリス
Chief Refreshing Officer
ニュージーランドの大学でビジネスと日本語の学位を取得後、マイクは90年代初頭から日本のアドベンチャー・ツーリズムに携わってきました。業界の先駆者の一人として、日本初のキャニオニング会社「キャニオンズ」を設立し、国際的な安全基準とベストプラクティスを導入したことでも知られています。
日本国内の観光業界での30年に及ぶ長い経験と知識を活かし、環境省、観光庁、クールジャパンアワード、日本国立公園連盟と、全国レベルで観光戦略立案、運営、マーケティングの分野でコンサルティングを行っています。
また、みなかみ観光協会(DMO)の理事、みなかみアウトドア協会会長、地方レベルではアドベンチャー・ツーリズム、インバウンド・ツーリズム、デスティネーション・ディベロップメントなどのコンサルティングも行っています。
空いた時間には、世界各地の新たなキャニオニングを探検したり、バックカントリースキーをしたり、ラグビー観戦をしながらクラフトビールを飲んだりしています。
シャノン・ウォーカー
Chief Experience Officer
シャノンは90年代に交換留学生として初めて日本を訪れたのがきっかけで、日本に深い親近感を抱くようになりました。シドニーでアジア研究の学士号を取得した後、東アジアを旅行し日本に戻りニュージーランド政府観光局東京オフィスに入局しました。
9年間に渡り、東京とオークランドでPR、マーケティング、主要イベントなどの部門で功績を残しました。「100% Pure New Zealand」という世界的なキャンペーンを成功させたことでも知られています。
シャノンがハイエンド旅行業界へ携わるようになったのは、クイーンズタウンのプレミアヘリコプター会社Over The Topに入社したことが始まりでした。3年間の在職期間中、国際的な旅行業界と幅広い関係を築き、ニュージーランドの大自然の奥地へのハイエンドな体験型ヘリコプターツアーを企画しました。2019年にビジネスパートナーのマイクと共にKODOを立ち上げるために日本に戻りました。
空いている時間にはランニング、スイミング、サイクリングを楽しんでいます。冬はテレマークスキーでパウダースノーを追いかけています。